元・味方

社労士は中小企業の味方です。

その通りです。

 

但し、その味方の意味は、その企業を貶めるような経営を糾すことで中小企業を守るという意味としても用いられる必要があります。

社労士が経営者を満面の笑みにする恩恵をもたらすことに徹しようとすると、この「糾すことで守る」味方としての役割を果たせなくなります。

 

社労士を使って自らの意に沿わない従業員を解雇に導きたい。

同族経営での不当な親族優遇を正当化する枠組みを維持したい。

社労士が契約欲しさから不当要求に応え、ダブルスタンダードに目を瞑るようになると、そのことは企業の社会的価値を貶めることになります。

 

ダメなものはダメ。

時に経営者と衝突し、時に契約を失うこととなっても、糾すべきを糾すことが結果として企業を守ることに繋がります。

 

最近人づてで、退職金を大きく減額する規定の改定を行ったと聞きました。

そうですか…

残念ながら私にはもう味方になることができなくなっています。

 

 

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