合格者はわからないだらけ③
社労士試験で出題される問題の全てを受験対策でカバーすることはまず無理です。
このことは、前回示した労災保険法の例を見てもわかります。
試験会場ではどんな学者や専門家であっても、わからないだらけの中で問題を解くことを余儀なくされます。
しかし、このわからないだらけの中には、
①わからなくて良いもの
②それではマズいもの
があります。
それを前回に申し上げました。
今年の択一式試験の合格基準(総得点)で言えば、失点の許された25点分を超えて①が出題されている事実は絶対にありません。
つまり、②で得点をしっかりと積み重ねていけば、①のわからないが多くある中であっても必ず合格点は取れます。
②とは、過去問題集にはなくともテキストにはちゃんと載っている知識のことです。
それでもまだ、テキスト読みを苦手だといって避けますかという話ですね?
合格者のわからないだらけとは、やるべき学習を正しく積み上げてきた上での、尚の話です。
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