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いつも問題番号の順に解かない

過去問の反復学習は、一般的に択一式試験の問題を用いて行うことが多いと思います。その中心になるものが一問一答式の過去問題集です。

書籍で解くにせよ、Webやスマホアプリで解くにせよ、ここで問題を解く際に使い方にひと工夫を入れると、より実戦的かつ効率的な受験対策をとることができます。

その1つは、しばらく学習から離れていた科目の復習として問題を解くときに、10問置きに解くなどして問題番号の順に解かないということです。

問題を1問目から番号順に解いていくと、前問で学習した知識を基礎として次の問題が解けてしまいますので、自身の理解度に錯誤が生じます。

また、本試験の場では、次々と変わる出題内容に対してパッパッと頭を切り替えて対処していく必要があります。飛び飛びに問題を解いていくことによって、この本試験対応型の思考方法が構築できます。

このやり方は粗々であっても全体を早く一巡できますので、復習の回転数を上げることに繋がって、同時に挫折を回避することにも繋がります。


過去問を年度別・大問単位で考えてみる

資格スクールの講義が1科目ずつ進行するものであることから、年度別の過去問題集はあまり重要視されていませんが、肢別の過去問題集でもこれを年度別の大問単位で考察することで、1問=5肢の重要度を測ることができます。

・初めて出題された未知の内容だったのか?
・正確な知識がないと正解できない問題だったのか?
・選択肢間の比較衡量で正答を選ぶことが可能だったのか?
・合格基準点から見て、間違えても良い問題だったのか?

問題全体のボリューム感や出題形式、解くために必要な時間感覚などと共に、こうしたことが大問単位の考察からわかります。

択一式試験で要求される頭の働きとは、全ての問題・選択肢を同等の比重で「誤りの点はどこにある?」と見ていくというものではありません。これは、一問一答式の過去問題集を使って日頃行っている頭の使い方です。

本試験問題には、単純正誤問題以外に個数問題もあれば、組み合わせ問題もあります。初見の内容が多く含まれている各問題の正答を制限時間の厳しい中で決定していく上では、選択肢の組み合わせの方を先に見て正答を絞り込むことや、問題を読まずに適当にマークすることすらも必要になります。

このような頭の使い方が本試験の場で必要になることを知っておくためにも、過去問を1問=5肢の単位で考えてみてください。


いわゆるマル問は関連事項を必ず考える

過去問題集の解答解説として「○ 記述の通り正しい」とだけ書かれている問題。こうした問題を解いた際に、これをそのまま正しいものとして理解しようとするだけでは、あまり高い学習効果がありません。

こうしたいわゆるマル問を学習する場合は、解いた後に+αの学習をすることです。

それが確かに正しい記述であることをテキストに戻って確認し、その問題に関連した周辺知識や類似の事項を考える。「これと似た内容をどこかで学習したことはなかったか?」と考えてみましょう。

こうしたことを意識することによって、知識は芋づる式になって強化されていきます。これは一見遠回りに見えて効果的な方法ですので、ぜひ過去問のマル問で試してみてください。

以上、択一式過去問を解くときのひと工夫について述べてきました。過去問には常に新鮮な感覚で向き合うことを意識してください。

 

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