マリーゴールド(大)

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テキストを読む時間なくして合格はない

ここでは、基礎学習期のうちから心得ておきたい学習姿勢を2点申し上げます。

1点目は、テキストを読む学習時間がとれることを前提として、受験学習に取り掛かるということです。

社労士試験の出題対象となる労働社会保険諸法令は、とてつもなく範囲が広いです。したがって、次の本試験で出題される問題に係る全ての内容を前もって学習することはできません。

その中で学習の指針とすべきは、広範な出題対象から過去に出題された内容を取り上げて、これを中心に法律の体系の中で関連する内容も含めて記述したもの-テキストです。

合格するためには、詳細に記述されたテキストを学習する必要があります。(参考:合格戦略・戦術編 Chapter 2 学習のスタイルと方法論「テキストを読み込むことから逃げない」)

過去問の存在しない内容が毎年多く出題される中で、その内容の一部にあたるテキストの記述すらも読まないということでは合格は望めません。

受験生の中にはあまり時間が取れない中で学習努力を重ねている方も多くいらっしゃいますが、合格を目指す以上は、テキスト読みに一定の労力を割くことをその努力の前提としてください。これは、毎年の試験問題と基準点、そして合格率が物語っている現実です。


学習時間「に代わる」要領を買うことはできない

2点目は、受験学習は、資格スクールの講義カリキュラムに準拠しつつも自分主体で進める必要があるということです。(参考:合格戦略・戦術編 Chapter 2 学習のスタイルと方法論「資格スクールは委ねるものではなく活用するもの」)

このことは、以前にSNSにも書いたことがありますが、その後、明らかに反論と呼べる義憤に満ちたコメントを目にしました。大まかな内容は次のようなものです。

「自分は学習に多くの時間を割けないからこそ、資格スクールに費用を払っている。だから、スクールは聴くことで合格できる講義を提供すべきであって、受験生側にそれ以上の労力を求めるものは責任転嫁でしかない。」

ご覧になってどのように思われたでしょうか?

これこそが、資格スクールに全てを委ねた受動的な学習姿勢と呼べるものです。ハッキリと申し上げますが、このような考え方では合格することがないか、または、合格するまでに途方もない時間がかかります。

合格者は、スクール「のおかげで」ではなくて、スクール「をうまく使えたから」合格したのです。特に、既習科目の知識メンテナンスは自分自身で進める必要がありますので、正しい認識を持っておいてください。


受験対策が進化しても必要な努力量は変わらない

上の2点に共通して言えることは、社労士試験に合格するためには、相応の学習時間を日々の生活の中に盛り込まなければならないということです。そして、その相応の時間とは、殆どの受験生にとっては、多大なる労力を要する大変な時間数になります。

誤解しないでいただきたいのは、薄いテキストや短時間の講義を学習ツールとすれば、労せずして実力が身につくわけではないということです。

コンパクトな学習ツールを用いて試験に合格した方は、そのツールを何度も繰り返した上で、他にも多くの労力を費やした結果として合格しています。教材の短時間の流し見や流し聴きだけで身に付く合格の要素などはないということを、ここで強く肝に銘じておいてください。

 

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