菜の花(大)

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講義を受けるだけで合格できる試験ではない

予備校利用で絶対に必要な心構え」の項では、受験対策は予備校に全面的に依拠するのではなく、あくまでも自己学習を主体としたスケジューリングによって進めていくことが大切であると述べました。

受験生の中には、予備校の講義には欠かさずに通って毎回真剣に受講しているものの、そのことに(無意識のうちにも)満足してしまい、自己学習が極めて不十分になっている方がいらっしゃいます。

仕事や家事に忙しく自己学習時間がどうしても取れないという場合、これは致し方ありません。問題は、潜在的な意識の中に「受講料を払って定評のある学校・講師の講義をしっかりと受けているのだから、きっとうまくいくはずだ」という根拠のない希望的観測がある場合です。

結論を申し上げれば、どんなに有名な講師の講義を集中してメモを取りながら欠かさずに受け続けたとしても、それだけで合格することはあり得ません

講座受講生の方は、予備校とは委ねるものではなく活用するものであることを強く認識しておく必要があります。


予備校に通っていても自己学習が中心になる事情

予備校の講義内容だけを完全にマスターしてもそれだけでは合格できない理由は、予備校の講義が試験対象となりうる全ての事項を説明しうるものではないからです。

仮に講師が全ての事項を説明しようとなった場合は、講義時間(講義回数)はどの予備校でも今の3倍は必要になるでしょう。しかし、それでは受講生の通学や受講に縛られる時間が単純に3倍になり、受講期間も伸びることとなってしまいます。

講義というものは、どれほど優秀な講師の講義であっても、その多くは受け身のインプット学習であり、この期間が長くなることは好ましいことではありません。また、何よりも講義回数が増えると、受講料が大幅に上がってしまいます。

このような事情があることから、講師の教えてあげたいという気持ちとは裏腹に、予備校としてはカリキュラムをコンパクトなものとせざるをえないのです。

そうなると、講義で説明される事項は頻出事項、改正事項、最近年の出題事例とそれに基づく将来の出題予測、出題は少ないながらも要注意の事項、そして、読んだだけでは理解が難しいと思われる事項、などの中からの部分的なものに限定されます。

したがって、受講生の側では予備校の講義は骨格にすぎないことを知り、肉付けは自分で行わなければならないことを自覚しておかなければなりません。


安さや手軽さだけに目を奪われてはいけない

最近ではインプット講義を極力スリム化・低料金化して、これをWeb学習の利便性と併せた商品として打ち出したものもあり、これが受験生の間で好評を博しているようです。

資格取得費用を安価で済ませたい受験生や時間のない受験生にとって、大変に有効な学習ツールとなりうるものですが、やはりここでも上で述べたことと同様の注意が必要です。

試験に合格するために必要となる情報量は、どのような学習手段を用いるにしても同じです。講義で不足する部分は、必ず自己学習によって補う必要があります。この点に注意してください。

予備校は、自分が主体となり、これをツールとして上手に活用するという発想が大切です。仕事等の事情によらず講義を欠席しがちになっている方は、この点をぜひ考え直してみてください。

 


140字の合格言

【わかる】ことと【できる】ことは別物とはよく聞く言葉ですが、資格学習においてもこの認識は大切です。
教材の美麗さや講義の面白さは【わかる】ことに一定程度は貢献しますが、最終的に【できる】ようになるのは無色透明な自己学習においてです。
この認識がないと、資格学習は趣味の世界となります。


140字の合格言

「○○を信じて頑張る」
よく聞くフレーズですが、○○に入るものは自分しかありません。
他の誰かでもなければ、特定の教材でもありません。
これらを信じるという場合も、それは結局はそれを信じると決めた自分を信じるということです。
言葉の上とはいえ、自分の可能性を他の何かに賭けてはいけません。

 

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