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学習時間をどうやって確保するのかという問題

資格スクールの社労士講座の科目別講義は、概ね3月下旬~5月初旬頃までに終了します。そして、ここから先の学習では、試験当日に10科目の知識レベルが均一のものとなるように、自身で知識の偏りを補正していく必要が出てきます。

つまり、この頃から自己学習時間は必然的に増えていくことになります。

そこで、問題になってくることが学習時間の確保です。すなわち、仕事時間や家族サービスに当てる時間と学習時間との折り合いをどうつけていくのかという問題です。これは、社会人受験生ならば誰もが遭遇するテーマと言ってよいでしょう。

学習時間捻出のハウツーについては、いわゆる勉強法について書かれた多くの書籍に詳しくあります。しかし、ここで述べたいことはそうしたノウハウではありません。

折り合いをどうつけるかという点についての答えは極めてシンプルです。それは、無理に折り合いをつけようとして何かを犠牲にするのではなく、各々がその置かれた環境の中で、学習時間を最大限に作る努力をしてやる他はないというだけです。


受験生に共通のハウツーは存在しない

一口に受験生と言っても、その置かれている環境が様々なのが社会人です。平日が深夜帰りのサラリーマンの方がいれば、産後間もない子育て中の主婦の方もいらっしゃいます。病気と闘いながらの受験の方もいれば、家庭内に問題を抱えている方もいらっしゃいます。

資格取得に家族の理解が得られない方、職場の人間関係で悩んでいる方、仕事を辞めて受験に専念されている方、定年退職されて今は短時間勤務の方、地域やPTAの活動で忙しい方。

こうした様々な境遇にある方に共通して「試験○か月前からは、このようにしてこれだけの学習時間を確保するべし」などと言えることはありません

「今仕事を辞めて受験に専念できるならば、今年合格できる可能性は飛躍的に高まるだろう。」
「今年のGWだけは家族旅行を子供に我慢してもらって、自室で学習することに専念したい。」

仮にこのように考えたとしても、それができる境遇にある方とない方がいらっしゃいます。

社会保険労務士という資格の取得のために何を最重要視し、何をどこまでの限度で次善のものすることができるかの価値判断は、大げさな言い方をすればその人の人生観によって決まるものです。つまり、捨てる幸せもあれば、拾う幸せもあるということになります。

結局は学習開始前に考えておくべき問題

Chapter 1の「合格に必要な学習時間をとれるのか?」で述べたことは、学習を開始する前にこの折り合いについてもよく考えるべきことを言っています。

その検討の上で受験に踏み切った方は、現在の境遇においても勝算ありと判断した訳ですから、可能な範囲内で学習時間を捻出するという以外にありません。

この『合格マニュアル』は次の試験での合格を標榜するものですが、結果としての合格に至った過程の違いに良し悪しはないと考えています。受験に専念して6か月で合格した方も、苦節10数年でようやく合格した方も、同様に尊い価値があります。

社会人受験生としては、生活の基盤となるハードな仕事の時間も、家族と共に過ごすかけがえのない時間も大切にした上で、可能な範囲で学習に向かうという姿勢が正しいものでしょう。

その上で、高確度の短期合格を目指すのであるならば、やはり学習開始前の判断が大切です。

 


140字の合格言

資格受験というものに対する周囲との価値観の違い、無理解や無関心、羨望や嫉妬の声などは全て気にしないことです。
どちらが上とか下とかではなく、自分とは異なるステージにあるものと考えましょう。
家族の無理解には辛いものがありますが、資格で極私的な承認欲求を満たそうとしないことが大切です。


140字の合格言

合格というビッグウィンを掴むためには、日常生活から小さな勝ち癖を積み重ねていくことが大切です。
腹筋10回でも片付けでも何でもOKです。
できた、終わったという達成感の連鎖が次なる達成を生みます。
仕事の充実感も受験にはプラスに働きます。
その意味で避けるべきは、負け癖がつくことです。

 

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