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何を・どこまで・やるか?の基準

労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識の2科目で出題される統計・白書問題。この厄介な問題への対策は、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

まず、出題範囲の網羅性は考えず、自身で決めた資格スクール等の提供する教材1冊(独学者ならば、市販本1冊)に学習対象を絞ります。 情報収集力の高い受験機関が選んで収載した内容のうち、教科書的記述よりもむしろ練習問題となっている部分を押さえます

これは、各スクールが提供する公約数的な共通部分を押さえることが目的です。それが練習問題として収載されている部分です。出題が最頻出分野から行われた場合に他の受験生と差を付けられないために、この最低限の対策が必要となります。

カンと運に委ねる他のないギャンブル出題がされるならば対策をとっても仕方がない…とはなりません。また、不安だからと複数のスクールの教材に手を出しても費用対効果が悪くなります。

どれだけの量をこなしても”まさかの問題”は出てくるのですから、ここは最低限度の対策に絞るという開き直りが必要です。

受験生の間では、よく「あの資格スクールは選択式問題の的中率が高い」などという会話がされますが、それは、その年のたまたまの結果です。鬼の首でも取ったかのような的中云々は、各受験機関が営業目的で行っていることで、受験生が気にすることではありません。

的中狙いで複数の教材をこなすという考え方はしないようにしましょう。これは他校の模試を受験する際も同じです。


練習問題を中心に、細かな数値よりも大まかな傾向をつかむ

次に具体的な学習方法ですが、これは、

いきなり練習問題を読む
⇒ すぐに解答・解説を見る
⇒ テキスト本文の該当範囲をマークする

の要領で進めるのが良いでしょう。

細かな数字だらけの統計資料や白書の記述だけを見ても、何を学習すれば良いのかがわかりませんし、読んだ内容が全く印象に残りません。ですので、練習問題を中心にして、その論点だけをつかむようにします。テキストの本文は、マーキング部分以外は流し読みで良いでしょう。

そして、押さえるべき内容の程度ですが、これは大まかな傾向や考え方を理解し、数値は概数を覚えるようにします。

「これも雇用情勢が悪化したことを背景として減少の傾向にあるんだな。」
「年休取得率は、男性では5割未満だけど、女性は5割を超えているんだな。」
といった具合です。

また、ある調査項目の回答結果トップ3を挙げた問題では、1番のものを覚えます。誤りの選択肢は、大きく数字や順番を変えて作ってくることが多いですから、正確な数値まで暗記しようとする必要はありません。

あとは、国語力や社会常識的な感覚で解けるタイプの問題に対する対策ですが、これについては、問題文を隅から隅までしっかりと読むことを意識してください。

選択式試験では解答に1科目あたり10分の時間が取れるはずですが、模試などでは途中退室者の多いことに驚きます。問題文を読み込んでいるか、集中力や解いてやるという気構えに問題はないか、を振り返りましょう。

統計・白書分野の学習は、まとめて行うと嫌気がさしてきますし、力にもなりません。直前期は本試験までに練習問題を1日3肢ずつ解く、マークした箇所のテキスト部分を読み返す、などを織り交ぜて飽きないように学習を継続する工夫をしてみてください。

 


140字の合格言統計データは、①受験対策として、②直前期のみに、③的中を期待して、④まとめて学習すると非常に大変です。
①トピックスとして、②年間を通して、③基礎的”素養“の醸成を図るつもりで、④少しずつ学習することで直前期の負担が軽くなりますし、応用も効きます。
まずはWebのニュースからです。

140字の合格言統計・白書問題対策として一定の時間を割いた後に模擬試験を受験してみると、対策にどれ程の効果があるのかを実感できます。
「得点できない問題は、今以上に時間をかけても得点できるようにはならないだろう。」
この限界点を認識できたことが最大の収穫です。
そこそこの対策がベストだとわかります。

 

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