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基礎学習期を新規の学習だけに充てることは危険

社労士試験の受験学習の全体スケジュールを大まかに示すと、まず、10月~翌年3月(4月)が出題10科目を順に学習していく基礎学習期に当たります。

次の4月(5月)~7月が、全科目の記憶の回復とメンテナンスを意識しての科目スクランブル学習を行う発展学習期です。受験予備校で答練、横断整理といった直前対策講座や模擬試験が実施されるのも主にこの時期です。

そして最後に、集中的な詰め込み型の総復習を行う8月の超直前期が来ます。

基礎学習期の学習を開始してしばらくもすれば、自分が理解した・覚えたと思っていたはずの知識がどんどんと抜け落ちていっていることに気付くことになります。

長期に渡って多くの事項を学ぶ受験学習の中には様々な難しい点がありますが、最も難しい点は、

「10科目に渡る膨大な試験範囲の知識をどの科目に偏ることもなく均等に、かつ正確に、記憶として維持したままの状態で試験日を迎えること」です。
(受験哲学編 Chapter 1 社労士試験の本質 「試験の「難しさ」の本質を理解する」参照)

選択式、択一式の各科目ごとに基準点が設定されているこの試験では、記憶の正確性に偏りがあってはいけません。

全科目の知識定着が不完全なままにタイムアップ(試験日)を迎える典型的なパターンは、基礎学習期に新規学習科目の習得に徹した結果、先に学習した科目の知識がほとんど抜け落ちてしまったというものです。


“負けパターン”を理解して既習知識のメンテナンスを

例えば、労働基準法を10月に学習した後、これを5月に答練が始まるまで1度も復習しないままでいると、当然のことながら確実な知識はほとんど残っていません。

このため、答練の復習に必要以上の時間がかかってしまい、学習が捗らないこととなります。試験日までの残り期間が3~4か月でこの状態では、試験日に間に合わなくなるのも当然です。

このようなことにならないためには、発展学習期に入る4~5月の前までに、一通りの学習を終えた科目の記憶のメンテナンスを抜かりなく行っておくことです。記憶の回復とメンテナンスを発展学習期のみによらず、基礎学習期のうちから行うことを忘却対策の全体戦略とします。

具体的な方法としては、例えば10月に学習した科目はその後の5~6か月間、2月に学習した科目ならばその後2~3か月間に、毎日少しずつでも復習の時間を設けます。

10月に学習した科目の場合は、年内にテキスト読みを毎日5Pずつで1回転、1月~4月に毎日2Pずつで1回転させるという具合です。初受験の方は、テキスト読みを過去問数肢などに置き換えても良いでしょう。

いずれにしても、少量ずつを長期にという点がポイントです。ここでの復習はあくまでも忘却を少しでも食い止めることが目的ですので、完全性を意識する必要はありません。

また、学習の進行によって復習する科目が増えてくると、必然的に学習時間は増えていくことになりますので、時間のない方は学習方法を工夫することで対応します。
(→合格マニュアルメンバーズクラブ 「HIGH HOPES」 では具体的なアドバイスを行っています)

何か月も放ったらかしの科目のある状態で春を迎えることは負けパターンに繋がります。基礎学習期といえども、既習科目の知識メンテナンスに常に意識を払うようにしてください。

 


140字の合格言

多科目並行学習は小学生の頃から学校で長く行ってきていることです。
1週間の時間割表があり、各科目の授業では時間内でできる分量だけを学習します。
資格試験の学習では、一般的に各科目の分量目標が先にあって、そこに達するまで1科目を集中的に学習しますが、短期合格には時間割の発想がカギです。


140字の合格言

各科目10の知識×10科目=100の知識の習得が必須だとします。
同じ1日に10ずつ進めるにしても、いろいろなやり方があります。
① 科目順に10ずつ
② 2科目同時に5ずつ
③ 5科目同時に2ずつ
④ 10科目同時に1ずつ
①でスタートした学習を、②→③→④と移行していくイメージです。

 

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