これは質問ではありません②
対面ではなく文字を介した言葉のやり取りでは、その内容が具体的かつ端的なものであることが、これを有意義な機会とするために望まれます。
質問者(受験生)にとっても回答者(講師)にとってもそうです。
個人データを伏せての一般的・概括的な質問は、具体性を欠き、回答の範囲を絞り込むことのできないものです。
1度の質問に①②…と付して複数の“聞きたいこと”を盛り込むことは、これに回答する相手方の時間を大きく消費することとなるものです。
また、質問や相談の形を借りた“心情の吐露”と呼べるものもあります。
不特定多数の方が目にするSNSや掲示板の書き込みであるならば何も問題はありません。
しかし、個別での返答を期待されているeメールの場合には、やはり回答内容に窮することとなります。
内容的に整理されて的を射た質問は、これを受けた側と回答を受けた側の双方に大きな学びの機会があります。
これは今一度再考したい受験ルールです。
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