「上級者」が行うべき学習
受験対策として学習する範囲の広さと分量、試験の全体像を経験的に感覚として把握しているか否か?
私はこの違いによって、経験者と初学者という言葉の使い分けをしています。
両者の違いはまさにこの点だけにあると考えています。
したがって、私は経験者を上級者と呼んだことは1度もありません。
受験経験があれば上級ということはないですし、そもそも上級の定義がよくわかりません。
現在の得点力の如何に関係なく、経験者と初学者でなすべき受験対策(=合格に必要な要素)は同じてす。
「上級者」だからレアな判例や通達、過去10年間に1度だけ出題された論点を学習するということは、受験学習の本質から外れています。
これをありがたがっていては、上級でない方に容易に先を越されます。
経験者がなすべき学習は、初学者が学習する内容を正確に言えるようにすることです。
育児休業期間中の保険料免除の期間を正確に言えるか?と自らに問いましょう。
詳細は合格マニュアルで
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