知識は最後に急速に固まる
「これまでに断片的な欠片であった知識が次々と有機的に結合して、体系的な形をもった総体へと変わっていく」
昨日のコラムでこのように書きました。
この感覚は、自分が試験に合格した年に実際にもった感覚です。
具体例を挙げると、遺族年金の受給資格者。
最初は労災、国年、厚年の各科目で全く異なる時期にこれを学びます。
厚年を学んだ頃には労災の規定を全く忘れています。
次に、全科目を一巡した後に横断比較でこれを学習したとします。
科目を超えた知識のリンクがここでできますが、科目横断の問題が試験で出題されることはありません。
模試の特定の科目でこの規定が出題されたときは、他の科目の知識との混同が生じた不安定な状態となっています。
ここからさらに再度の復習を続けた後が、冒頭に挙げた知識の状態です。
忘却に失望せずに、繰り返しに飽きずに、あなたは学習を続けることができるか?
あとは時間です。
その時間で大量に詰め込むことです。
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