労働科目で燃え尽きない
年に1度しか行われない社労士試験の対策講座は、一般的に通年講座を軸とするカリキュラムが組まれています。
試験が終わった後の9~10月頃から新年度向けの講座が始まりますが、殆どの受験機関でこの年末までは労働科目(以下、労働)の講義が進みます。
社会保険科目(以下、社保)が始まるのは、年が明けて1~2月頃からという場合が多いです。
さて、合格者の多くは、社保(健保・国年・厚年)で得点を稼いでいます。労働にはそう目立った高得点がありません。
学習の開始時期が遅い社保が得点源となっている事実。
これは、社保が労働に比べて簡単だということではありません。
合格者は、年が明けた後の学習でも学習開始当初のテンションが下がっていないということです。
むしろ、遅い時期に始まった科目が得点源となるほどに向学意欲が上がっています。
長期に及ぶ受験対策においては、尻上がりにテンションを高めていくこと。
これが合格の秘訣です。
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