マニュアルリスト
受験哲学編(Chapter 1 社労士試験の本質)で述べた試験の性質の理解、受験適性の見極め、学習時間の捻出と、社労士試験の学習を開始する前に行うべき検討を順次行ってきた方が、次に考えるべき観点。それが、この資格取得にかける費用の点です。資格スクールに通学するか?自宅での通信やDVDによる講座にする…
続きを読む »
社労士試験に最も早く合格するためには、資格スクール等の受験機関の力を利用して学習を進めていくことが不可欠です。試験合格に必要な知識や情報を最も効果的な形で提供してくれるスクールのノウハウは、合格までの時間を確実に縮めてくれます。しかし、そのことは理解できるが、資格取得に10万円以上の受講料を払うのは…
続きを読む »
ここでは、資格スクールを主に試験対策を進めていこうと決めた場合の、その選び方について考えていきます。まず最初に、自身の置かれた現在の状況に応じて通学にするか通信にするかを決めましょう。通学(教室講義)の場合には、次のような利点があります。①毎週決まった曜日・時間に講義が行われることによって、その時間…
続きを読む »
資格スクールの年間講座を軸にこれから受験対策を進めていこうという方には、講座受講前に予め絶対に持っておいていただきたい心構えがあります。この心構えを欠いたままに毎年数多くの受験生が講座受講に臨み、しかしながら、その失敗に気づく時期が試験の直前となって、軌道修正の間に合わないこととなっています。その心…
続きを読む »
「資格スクール利用で絶対に必要な心構え」の項では、受験対策はスクールに全面的に依拠するのではなく、あくまでも自己学習を主体としたスケジューリングによって進めていくことが大切であると述べました。受験生の中には、スクールの講義には欠かさずに通って毎回真剣に受講しているものの、そのことに(無意識のうちにも…
続きを読む »
受験生の中には資格スクール等の受験機関によらず、市販の書籍を基にしての独学で社労士試験合格を目指そうという方も少なからずいらっしゃいます。そこで、ここではこうした独学の受験生が市販のテキスト・過去問題集等を選ぶ際の注意点について、㊤と㊦の2回に分けて述べたいと思います。まず、学習を始めるにあたって揃…
続きを読む »
㊤からの続きです。独学者が今後の学習の柱としていくテキスト、過去問題集を数多くの種類が刊行されている中から選ぶ判断はなかなか難しいことです。ここでは、学習の主軸となるテキストを選択する際のポイントを中心に述べていきますが、最終的には自分で実際に手に取ってみたときの印象や感覚を最優先に教材を選ぶように…
続きを読む »
学習開始から科目が順調に進行してくると、科目間で類似の規定や取り扱いの違う規定があることがわかってきます。疑問点や不明点もこの頃から増えてきますが、テキストや問題集に取り組むときや、資格スクールで講師に質問をするときには、ある注意が必要です。それは、「テキストや過去問といった教材を学習するときは、そ…
続きを読む »
「受験生としての学習のみに徹する」とはどのようなことであるかについて、㊤の項では「テキストや過去問といった教材を学習するときに、そこに書いていない内容についてあれこれと考えない。」ことだと述べました。「家族構成が○○となっていて、△△年から▲▲年まで××であった場合、受け取ることのできる年金額はいく…
続きを読む »
社労士が隣接法律専門職であることと関係があるかどうかは定かでありませんが、この資格取得を目指す受験生には生真面目な方が多いように思われます。生真面目な方というのは、無意識のうちに完璧主義的な思考になりがちです。「資格スクールで配布された(通信で送付されてきた)教材は、全てをこなさなければならない。」…
続きを読む »
資格スクールの講座をベースとして受験対策を進めた場合、受験生活は約10か月間もの長期に及びます。一般的な傾向として、学習開始当初はやる気に漲っていることから、講座には全て出席して自宅での復習もしっかりと行っているものです。しかし、講座が進行していくと、徐々に学習への新鮮味を失ってきた受験生の学習ペー…
続きを読む »
社労士受験対策では、科目間の横断比較を行うと良いということがよく言われます。条文の言い回しが似ている規定、内容的な繋がりのある箇所。こうしたものを科目の垣根を超えて比較し、知識を整理していく学習が横断学習と呼ばれるものです。横断学習は、その性質上、全科目の学習を終えた後の直前期に行われることが多いで…
続きを読む »
Chapter 1の「基礎学習期にも記憶の保守点検を行う」の項では、資格スクールで1つの科目の講義が終了して次の科目の講義に移った後も、終了した科目の復習を少しずつでも行うことが大切だと述べました。ここではその際の具体的な復習の方法についても述べていますが、受験生の中には‟同時に複数の科目を回してい…
続きを読む »
社労士試験の受験生の多くは、毎日が仕事や家事で忙しい社会人です。社会人が忙しい生活の合間を縫って学習を続け、俗に難関資格と言われる試験の合格者となるために絶対的に必要になるものとは何でしょうか?
それは教材や学習の要領といったツールやテクニックではありません。それ以前にまずは時間です。→受験哲学編(C…
続きを読む »
他の国家試験の多くでもそうですが、社労士試験では学習内容に暗記すべき事項がやたらと多くあります。その分量たるや、とても闇雲な棒暗記で対応できるものではありません。初めて社労士試験の学習を始められた方は、次の新しい科目のテキストを手にする都度「まだこんなに覚えることがあるのか」と感じるものです。そもそ…
続きを読む »
受験生の方からのよくある質問に、「合格するためには、やはりテキストをきちんと読まないとダメなのでしょうか?」というものがあります。このような質問をされるのには前段があります。学習時間を多く取れないことからテキストは辞書的な利用に留め、過去問や予想問題集などの問題演習を中心に受験対策を行ってきた結果、…
続きを読む »
突然ですが、あなたはこれまでにスーパーやホームセンターなどに行って買い物をした後、自宅に戻ってから買い忘れがあったことに気付いたという経験はありますか?多種多様な商品を取り扱うこうした店舗は非常に便利であることから、購入予定商品を「あれを2つ、それとあれも買って…」と事前にリストアップしておいて、1…
続きを読む »
資格試験や大学入試の試験などでは、効果的な学習方法として五感をフル活用すると良いということがよく言われます。この方法は非常に理にかなったポピュラーなもので、これまでにも無意識のうちに行われてきているものです。例えば、テキストの重要な点や問題集で間違えた点を単に読むだけではなく、紙に書き出してみるとい…
続きを読む »
世の中にはいわゆる勉強法に関する書籍というものが多く存在しますが、こうした書籍で挙げられることの多い学習方法は社労士試験対策においても有効なのでしょうか?ここでは3つの学習方法について考えたいと思います。 ① ゴロ合わせで暗記する 暗記事項の多い社労士試験において、多くの受験生に用いられている学習方…
続きを読む »
社労士試験で合格点を取るためには、極めて膨大な事項を暗記している必要があります。そして、この暗記に殆ど全ての受験生が苦戦しています。暗記のための方法として、棒暗記の他にゴロ合わせを用いた暗記や理解型学習を進めることなどがありますが、ここではまた別の方法をお勧めしたいと思います。それは、暗記対象に「自…
続きを読む »
この合格マニュアルの様々な箇所で述べていることですが、社労士試験の合格を難しいものにしている要因の1つは、時間が経過することやある知識に長く触れなくなることによって、簡単な内容でもどんどん忘れていってしまう点にあります。膨大な知識量の記憶が必要となるこの試験において、このことは避けられないことではあ…
続きを読む »
資格スクールの講義が休みとなる年末年始は、とても良い自己学習の機会になります。それまでの遅れがちであった学習が、ここでまとまって取れる時間によって、予定に何とか追いつくことができるという貴重な機会。この年末年始の学習計画を事前に立てておくことは非常に大切なことなのですが、この際に1つ気を付けていただ…
続きを読む »
ここでは、「年末年始の学習計画をどう立てるか?」で述べたことに関連して、年末年始の休みの期間中、1日の中でどう学習時間を確保するかについて述べてみたいと思います。年末進行の慌ただしい毎日の生活で疲れ果てた心身をやっと落ち着けることのできる機会が、年末年始の休暇です。ただ、休みが取れるからそれを学習時…
続きを読む »
試験の行われる8月に入ってからの学習をどのように進めていくか?このことが重要であることは言うまでもありませんが、その具体的な方法については多くの受験生が迷うところです。Chapter 1の「8月の学習戦略は○○から定まる」では、① 本試験までの残り期間内に何を学習するべきかは、各人のそれまでの学習進…
続きを読む »
本試験の日までに残り1か月を切った超直前期の学習で、試験に確実に合格する学習方法というものは存在しません。しかし、この時期の学習で、本試験での失点を減らすための方法論というものは存在します。本試験において失点を重ねる理由、受験者の9割以上の方が7割弱の得点を上げられない理由。その最たるものは、ある事…
続きを読む »