社一は社会保険の総合科目
社会保険に関する一般常識(以下「社一」)は実際の配点以上に重要な科目です。
選択式での配点は他の科目と同じですが、基準点を確保することが例年難しく、たった1つの判断で合否が分かれることもあります。
択一式での配点は労一と同じ5点ですが、労一での得点があまり見込めない分、社一での得点が基準点を確保する上で必須になります。
このような社一ですが、近年は過去問やテキストの内容がそのまま出題されることが少なくなっているような印象を受けます。
その理由の1つに、健保や国年、厚年の規定を当てはめて解くタイプの問題が増えていることがあります。
実質的に、ここではこれらの科目で正確な知識を有していることが求められているのです。
社一で直接学んだ内容ではなく、今までの全学習で得た素養からの類推判断力。
これが1点の違いを分けます。
大切なことは、科目の縦割り意識をなくして、基本を徹底的に反復すること。
このことに尽きます。
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