合格点を取るための前提
令和4年度の社労士試験の問題冊子は、選択式試験で17ページ、択一式試験で64ページあります。
前年に比べて択一式で4ページ減りましたが、それでも過去20年で見て最高レベルのボリュームにあります。
とりわけ、平成の終わり頃からの長文化傾向が顕著です。
択一式は約1ページに1問5肢の問題。
それにかけることのできる時間は3分強です。
1ページの文字数を考えれば、解く時間がかなり短いことがわかります。
それでは、問題冊子に書かれている内容はどうでしょう?
試験会場で初めて目にするものもありますが、多くは既に聞いたことのあるはずのものです。
その内容は過去問にはなくとも、テキストには書かれています。
そうです。
この内容を事前に読み込んでいることが、短時間で多くの問題量を処理することの前提になっています。
既知の内容で
「はいはい、これね。」
と読むことの時短を図れるか?がカギです。
テキスト読みを避けて合格点は取れません。
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