完全な理解はいらない
過去問を解いていて
「近年の問題は難しいな〜。」
と感じることがあると思います。
そのように感じる理由は様々です。
細かな法令等、初めて見る内容であること。
選択肢の1つ1つが長いこと。
事例形式で設例がややこしいものであること。
出題形式が個数を問うものであること。
他にもあるでしょう。
こうした問題を、選択肢単位にバラして収録された一問一答式の過去問題集で解くとどうでしょうか?
全ての問題に対して正誤を判定できるだけの知識がなければ、各問題で正答は得られません。
しかし、同じ問題を、年度別に収録された過去問題集で解くとどうでしょう?
例えば
「誤っているものはどれか。」
という問題ならば、5肢のうちの4肢の正誤が全くわからなくてもOKの場合があります。
確実な1つの誤りを1肢の中に見つけることができれば、その問題には正解できるのです。
過去問を大問単位で捉えると、拘らなくても良い事項が見えます。
完全な理解は不要です。
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