拾う問題と捨てる問題
昨日書いた個数問題の話とも関連しますが、受験対策の学習では、あらかじめ得点のイメージを持っておくことが大切です。
ここでのイメージとは、どこでどれだけ失点しても合格できるかという、取りこぼしの許される最低ラインです。
このイメージのないままに、ただ闇雲に精一杯頑張りますという学習姿勢が、試験本番で最後まで問題文を読めないという解答ペースに繋がっているのです。
特に、毎年択一式で合格点に届いていない方に考えていただきたいと思います。
令和2年度の択一式試験の合格点は44点でした。
許される失点は26点もあります。
しかし、実際には全くわからない問題が30問あっても合格できます。
なぜなら、確率論的にはそのうちの1/5はまぐれで正解できるからです。
70問中の38問がわかるようになり、その問題を時間内に探し出せれば合格です。
そう考えると、この年の個数問題4問はでたらめマークの瞬殺で良いのだと思えませんか?
詳細は合格マニュアルで
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