基準点確保に必要な力
令和3年度の選択式試験で、雇用保険法の合格基準点は3点でした。
問題を見ると、”習った知識“だけでは基準点を確保することが難しいことがわかります。
算定対象期間に関する空欄A・Bは基本中の基本で、絶対に落とすことができません。
基準点まであと1点。
しかし、C〜Eの空欄でこの1点を取ることが難しいのです。
C〜Eは全て失業の認定に関する内容で、通常のテキストには書かれていない細かな点が出題されました。
ただ、ここで注目したいのは、この科目で基準点の引き下げが行われていないということです。
厚生労働省の発表した科目得点状況表では、59.8%の受験者が3点以上の得点を上げています。
出題は4択形式でしたので、確かに偶然の正解もあったとは思います。
しかし、ここであと1点を取るために必要な力は、”手持ちの知識から類推して解答を導く力”でした。
日頃から規定の趣旨や存在理由を考えながら学習することが必要です。
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