具体的に数字で示します
本試験では、初見の大量の文章を制限時間内に全て読んで、その上で問題に解答することが求められます。
この処理作業は、具体的にどれくらいのスピードで進めていかなければいけないのでしょうか?
このことは受験対策で絶対に意識されなければいけません。
令和3年度の択一式試験の問題用紙は68ページありました。
字数に換算してみると、49579字です。
字数のイメージが湧くでしょうか?
400字詰め原稿用紙で約124枚を3時間半で読み、それだけではなく、考えてマークすることまでが求められています。
1分あたりの処理が必要となる文字数は約206文字。
この400字コラムで言えば、これを読むのに2分をかけられないという速さです。
この速さを日頃の学習でも意識しましょう。
テキスト読みを、脳が眠気を覚えるようなスピードで行ってはいけないことの理由がここにあります。
精読のみに固執しても、本試験ではそれを実践できる状況がないのです。
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