今年の試験が問うたもの

択一式試験の雇用保険法問4。

これは、令和4年度の社会保険労務士試験がどのような試験であったかを象徴する問題でした。

 

基本手当の所定給付日数を問う問題。

これまでの出題では、離職時の状況によって異なる所定給付日数を正しく暗記しているかが主に問われていました。

 

ですので、受験対策では、ゴロ合わせなどの暗記法を駆使してこれを覚えることが重視されていたわけです。

 

しかし、今年の試験では、この表が最初から問題文に書かれていました。

 

今年の試験で問われたのは暗記の定着度ではありません。

問題設定から離職時の状況を正しく掴む力でした。

 

具体的な事例の中で個々の規定を考えて解答する力。

 

この力は、「ながら」で同じ講義を何回も聴き返す中で記憶の定着を図るといった学習法のみでは培うことのできないものです。

 

実際に出題された問題とそれを元に作成されたテキストに、もっと腰を据えて向き合う必要があります。

 

耳よりも目、表よりも文です。

 

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